ニラバラン
ニラバランの花
ニラバランの生息地
ニラバランとは
Microtis unifolia (G.Forst.) Rchb.f. ラン科
海岸に近い日当たりの良い草地に生える多年草。
地下に偽球茎から高さ10から30cmの茎を出す。葉は1枚あり、長さ15から25cm、断面は丸くて径2から2.5mm、基部は鞘となって茎を抱く。5月ころ、茎の先は穂状花序となり、20から30個の淡緑色の花をやや密につける。日本では千葉県以南の本州から琉球列島にかけて知られる。
近畿での分布
近畿では和歌山で、ごく一部に確認されており、レッドリスト(IA)ランクに登録されています。大阪、京都、奈良、滋賀では生育確認されておりません。
発見の経緯
2021年5月23日に、海岸に近い日当たりの良い50平方メートルほどの草地に、十数株ほど生育していることが確認できました。兵庫県で初の記録です。
「播磨の絶滅危惧植物展」で展示
令和3年5月29日(土曜)から6月13日(日曜)まで、手柄山温室植物園の展示会場にて展示します。
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